50代からの異地域移住計画

50代中年地方公務員の移住計画日記です。

移住を検討するにあたり

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移住を検討するにあたり、まずは自分自身の気持ちを整理したいと思います。

(僕の希望する移住条件)

・広い世界で、いろいろなものを見て、感じて、もっと自由に生きたい!

・娘たちともっと会いたい!(今は年に数回しか会えない)

・娘たちに自分と同じように(島に帰らなければならないという)選択肢を背負わせたくない!

・人生一度きり。もう年だからと諦めず、我が家の楽園を追求したい!

(実現するための障害)

・お金!(これに尽きる。親はすでにいないのでほかに障害はない)幸い計画的に貯金してきたのでなんとかなりそう。

 関連して

・仕事(まだ隠居するには早い、ただ今までのように高給ではないものの安定した職業に就くことは困難)

・家(今の家は売却を検討、そして中古の戸建てを買って自らリフォームして暮らす。僕も妻もそのためのスキルあり。)

ほかにも考えなくてはならないことはたくさんあるが、とりあえずはこんなところか。

(いつ移住する)

現在長女は大学生、そしてこの春からは次女も大学生になる予定。なので妥当なのは次女が大学を卒業する4年後(2025年)か。その時僕は55歳。まだ仕事をする前提だと少々遅いような気がするが、今と同等の給料を得ることは難しいことを考えると、少しでも今の場所でお金を貯めた方が有利か。

(どこに移住する)

一口に「移住」と言っても何が正解なのかは人それぞれ。大切なのは「何を優先するか」ということに尽きます。そんな中で僕が優先したいことは次のとおり。

・娘の近くに:現在娘たちは東京に住んでいます。そして大学を卒業後も今のところは東京に住むことを希望しています。よって、移住先の候補地は東京近郊となります。具体的には東京から概ね1時間程度で行ける場所で検討。

・田舎が好き:僕は都会よりも田舎の方が断然好きです。というか都会には住めません。

・犬と暮らす:移住先でも犬たちが暮らしやすいことは必須条件。

・寒すぎない:僕も妻も寒いのは苦手。できれば温暖な地域がいい。

・サーフィン:僕や妻のライフスタイルになくてはならないサーフィンがしやすい環境に住みたい。

・戸建に住む:犬のためにも中古でいいので集合住宅ではなく庭付きの戸建て物件に住みたい(必然的に田舎に限られる)。

・災害に強い:島では台風や地震など大きな災害を経験しています。幸いにも自宅の被害はほとんどありませんでしたが、断水や停電など経験しました。いつどんな災害が起こるかは誰にも分かりませんが、極力リスクが低い場所を検討したい。

・移住者に寛容:移住者はいわばよそ者ですから、それに寛容かどうかの住民性は大切だと思います。

・年をとっても住めるか:地方のほとんどが車社会です。年を取って車の運転ができなくなった途端に詰まないように、車がなくても暮らせる場所を選ぶ必要があります。

・仕事があるか:移住後も仕事はするつもりなので、やはりこれも大事です。

と、こんなところでしょうか。次回は上記の条件で検討した結果、具体的にどこに移住するのか、候補地を検討したいと思います。

 

このブログについて

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※上の写真はイメージです。

 

このブログについてお話する前に、まずは僕のことを書いてみたいと思います。

僕は現在50代前半、東京都にあるとある離島で地方公務員として働いています。家族構成は妻と娘が2人、そして犬が2匹。ただし娘たちは進学のため今は離れて東京で暮らしています。

僕が好きなものは家族(犬含む)。そして趣味は高校生の時からやっているサーフィン。あと最近は全然できていませんが、車で旅することが大好きです。

僕が現在離島で暮らしているわけは、もちろんここで生まれたから。この島で生まれ育ち、高校・大学は内地の学校に通いましたが、その後島に戻って今に至ります。といっても正直好きで島に戻ったわけではありません。狭い島で育った僕は、広い世界で暮らすことにとてつもない自由を感じていました。できればそのまま内地で暮らしていきたかったのですが、ひとりっ子である僕はいずれ親を見なければならず、それならということで早々に島に戻ってきたわけです。

そして今、僕の両親は天に召され、娘たちは冒頭に書いたとおり東京で暮らし、妻と犬たちとそれなりに楽しく暮らしてはいるのですが、いつも「何かが足りない」という漠然とした思いが胸の奥で燻っっていました。

その「何か」が何なのか、ある時それが分かりました。

そう、僕はここではない広い世界で生きたかったのです!

離島で暮らすことはもちろん悪いことばかりではありません。元々都会が苦手な僕にはむしろ合っているのでは?とも思えます。ただ、あまりに小さな世界、あまりに小さな人間関係は僕にとって何もかもがとても窮屈なものでした。

そしてこのまま僕たちがこの島で暮らしていったら、いつかの僕がそうだったように、いずれ娘たちのどちらかが僕たちのために島に戻るという選択肢を選ばなければならなくなるでしょう。

そうだ、移住しよう。

こうして僕の移住計画がスタートしました。